みんなで美声を作りましょう。藤井先生からのポイントを忘れないために時々チェックしましょう。
喉仏をできるだけ下げることを意識しましょう。藤井先生の喉仏は驚くことなかれ10センチ以上下がります。(@_@) 少し顎を上に向けて、余計な力を抜くと喉仏が上がりにくいようです。一度、喉を広げたら、その時に使った筋肉には力を入れて状態を保てるように頑張りましょう。
音量を上げるにはしっかりと息を吸うことが大切。肩が上がらないようにして鼻から息を吸うと腹式呼吸ができますので、横隔膜を意識できるようにしましょう。が、歌っている時は間に合いませんので、口で息をします。
「う」は音がこもらないように注意。唇が震えるくらい、響く「う」にしましょう。
「し」SHIは音が遅れがちです。SHの音を少し前に始めて、Iの音が音符の拍の頭に合うようにします。
「あ」の発音が、「お」に近づいてしまうと元気がなくなったように聞こえます。最後まで、上あごと舌の間は一定に開けるように意識しましょう。
子音に続く母音の発音が遅れないようにしないと、特に早いフレーズでは遅れてしまいがちになり、子音がしっかり発音できなくなるので要注意。
また特殊な子音もあります。「ふ」はF。「ら」はL。ラララ…の時のLAで、Aの発音は早く、しかも明るい音でしましょう。
正しい音程をまっすぐに伸ばせるようにしましょう。そのためには、良く隣の人の音を聞くことが大事だそうです。かと言って、頭が出遅れるのはNG。アカペラで安定した音程が出せるよう練習をしましょう。
毎回の練習で先生が行っている声だしは、参加者の調子や曲に合わせて組んでくださっていますが、基本的なものをまとめてみました。ご自宅で練習の際、参考になさってください。
順序 | 言葉 | 音程 | 注意事項 |
1 | ハミング | ソファミレド | 鼻に響かせながらする |
2 | まあ | ドレミレド | 「あ」は明るく、口内を大きく、下がらないように |
3 | もお | ドレミファミレド | こもらないように |
4 | う | ドレドレド | こもらないように |
5 | い | ドレミレド | |
6 | あえいおう | ドドドドド | 母音を明るく、音が変わらないように |
7 | いえあおうおあえい | ドレミファソファミレド | 発声が一定に保てるように |